NHKが行った、外国人の受入れに関する世論調査の結果が公表されています。
日本で働く外国人増加「賛成」が70%も(NHK NEWS WEB 2020.4.1)
日本で働く外国人が増えることに「賛成」する人が70%に上る一方で、自分が住む地域に外国人が増えることに「賛成」する人は57%に止まりました。
自分の住む地域に外国人が増えることへの「期待」としては、「新しい考えや文化がもたらされる」が37%、「人手不足が解消する」が19%、「期待できることはない」が16%で、「不安」としては、「言葉や文化の違いでトラブルになる」が34%、「治安が悪化する」が31%、「不安に思うことはない」が19%などとなりました。
また、自分の住んでいる地域に外国人を受け入れる場合、国や自治体に取り組んでほしいことについては、「生活上のルールを教えること」が38%、「不法滞在など取り締まりの強化」が23%、「外国人向けの相談窓口の整備」が22%、「外国人への日本語教育」が8%となりました。
家族伴う外国人労働者「今以上認めない」60%(NHK NEWS WEB 2020.4.1)
外国人の受け入れについて労働力として限定的に受け入れるべきか、労働力に限らず広く受け入れるべきかについては、「労働力に限らず広く受け入れるべき」と答えた人は54%にのぼりましたが、家族の帯同について「今より広く認めるべき」は33%に止まりました。
日本で働く外国人の子どもの日本語教育について、「財政負担が増えたとしても日本語教育の機会を増やすべきだと思うか」という質問については「そう思う」と「どちらかと言えばそう思う」と答えた人は合わせて79%にのぼりました。