過去問チャレンジ(第18回)

国家資格キャリアコンサルティング試験の過去問(2021年度第18回)に挑戦してみました。結果41点でした。35点が合格ラインですので、何とかクリアできそうです。ただ、自信をもって答えられた問題は少ないですし、第18回の合格率はとても高かった(JCDA:82.6%,協議会:79.0%)ようなので、油断大敵です。曖昧だったところを埋めていきたいと思います。


自己啓発

令和3年度能力開発基本調査 調査結果の概要(厚生労働省)

  • 令和2年度に自己啓発を行った者は、「労働者全体」では 36.0%、「正社員」で44.6%、「正社員以外」で20.4%と、正社員以外の実施率が低い。
  • 男女別:「男性」42.7%、「女性」28.1%と、女性の実施率が低い。
  • 最終学歴別:「中学・高等学校・中等教育学校」(23.9%)、「専修学校・短大・高専」(29.9%)、「大学(文系)」(49.6%)、「大学(理系)」(46.1%)、「大学院(文系)」(50.4%)、「大学院(理系)」(71.5%)と、大学院卒の実施率が高く、文系よりも理系の方が高い。
  • 年齢別:「20~29歳」(43.9%)、「30~39歳」(41.6%)、「40~49歳」(35.4%)、「50~59歳」(32.1%)、「60歳以上」(21.5%)と、年齢階級が高くなるほど受講率が低くなっている。
  • 産業別:正社員では、「金融業,保険業」( 69.1%)で最も高く、「複合サービス事業」(20.9%)で最も低くなっている。正社員以外では、最も高い「学術研究,専門・技術サービス業」( 41.6%)でも4割強であり、最も低い「生活関連サービス業,娯楽業」では11.8%となった。
  • 企業規模別:正社員では「30~49人」(34.4%)、「50~99人」(34.4%)、「100~299人」(39.0%)、「300~999人」(42.9%)、「1,000人以上」(53.4%)と、規模が大きくなるに従って実施率が高くなる傾向で 、「1,000人以上」では実施率が5割を超る。一方、正社員以外では、最も高い「300~999人」でも25.0%にとどまる。

第18回の問15では令和2年度の調査結果の概要から出題されていて、「企業規模別に自己啓発の実施率を見ると、正社員については、企業規模が大きくなるに従って実施率が高くなっているが、正社員以外については、企業規模が大きくなっても実施率は横ばいである」が「不適切」で正解。

企業規模別では、正社員では、「300~999人」が44.9%、「1,000人以上」が49.3%
と、規模が大きい企業での受講率が高い。一方で、正社員以外では、「50~99人」
(17.3%)、「100~299人」(18.0%)、「300~999人」(16.9%)、「1,000人以上」
(16.3%)で、企業規模による大きな差はみられない。(「令和2年度能力開発基本調査 調査結果の概要」p45,図66)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です