厚生労働省から2020(令和2)年10月末現在の「外国人雇用状況」の届出状況まとめが公表されました。
★「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和2年10月末現在)
この発表によると、「外国人労働者数は1,724,328 人で、前年比 65,524 人(4.0%)増加」「国籍別では、ベトナムが中国を抜いて最も多くなり、443,998 人」「在留資格別では、「専門的・技術的分野の在留資格」の労働者数が 359,520 人で、前年比 30,486 人(9.3%)の増加。また、「技能実習」は 402,356 人で、前年比 18,378 人(4.8%)の増加となっている。一方、「資格外活動」(留学を含む)は 370,346人で、前年比 2,548 人(0.7%)減少」とのこと。
新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、新規入国ができなくなっているので、新しく入ってくる「留学」生は減ったが、大学等を卒業した「留学」生が、帰国できず日本で就職して「専門的・技術的分野の在留資格」」に変更したものと思われます。
- 時事通信(2021.1.29):外国人労働者、宿泊・飲食で減 コロナ影響で―20年厚労省調査
- VIET JO(2021.2.1):日本のベトナム人労働者数44.4万人、中国抜き国籍別1位に
- BUILT(2021.4.2):建設業の外国人労働者の実態をヒューマン総研が分析、「コロナ禍でも労働者数は増加」