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事務所創立記念日

今日は行政書士小松原事務所の創立記念日です。2004年5月3日に開業、17周年を迎えました。お世話になった皆様、ありがとうございます

昨年より、日本語教育と日本語教師養成に軸足を置いて活動していますが、留学生を中心に日本在住外国人の皆様を、行政書士としての法的な面でのサポートを含めてトータルサポートできるよう精進していきたいと思います。今後とも宜しくお願い致します。

5月3日は憲法記念日でもありますので、毎年、憲法に関する本を読むようにしています。今年、選んだのはこちらの2冊です。

在留外国人数

出入国在留管理庁から「令和2年末現在における在留外国人数について」公表されました。

◆出入国在留管理庁「令和2年末現在における在留外国人数について」(2021年3月31日発表)

在留外国人数は2,887,116人で、前年比46,021人の減少。国籍別では 中国(778,112人)、ベトナム(448,053人)、韓国(426,908人)の順で、ベトナムは唯一増加しています。

日本語教育能力検定試験の受験を考えていらっしゃる方、頻出項目ですので必ずチェックしておいてください。

JASSO外国人留学生在籍状況調査

日本学生支援機構が「2020年度外国人留学生在籍状況調査」の結果を公表しました。

同調査によると、2020年5月1日現在、大学・専門学校等の高等教育機関及び日本語教育機関に在籍している外国人留学生は279,597人だったようです。

2019年に留学生30万人計画を達成しましたが、コロナウィルスの影響で留学生の入国もストップしたため前年比 32,617人(10.4%)の減少となり、30万人を下回ってしまいました。

日本学生支援機構(JASSO):「2020(令和2)年度外国人留学生在籍状況調査」等 結果の公表について

「外国人雇用状況」の届出状況

厚生労働省から2020(令和2)年10月末現在の「外国人雇用状況」の届出状況まとめが公表されました。

「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和2年10月末現在)

この発表によると、「外国人労働者数は1,724,328 人で、前年比 65,524 人(4.0%)増加」「国籍別では、ベトナムが中国を抜いて最も多くなり、443,998 人」「在留資格別では、「専門的・技術的分野の在留資格」の労働者数が 359,520 人で、前年比 30,486 人(9.3%)の増加。また、「技能実習」は 402,356 人で、前年比 18,378 人(4.8%)の増加となっている。一方、「資格外活動」(留学を含む)は 370,346人で、前年比 2,548 人(0.7%)減少」とのこと。

新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、新規入国ができなくなっているので、新しく入ってくる「留学」生は減ったが、大学等を卒業した「留学」生が、帰国できず日本で就職して「専門的・技術的分野の在留資格」」に変更したものと思われます。

本邦の大学等を卒業した留学生による起業活動に係る措置について

出入国在留管理庁から「本邦の大学等を卒業した留学生による起業活動に係る措置について」発表が出ています。「一定の要件の下に、大学卒業後も継続して起業活動を行う留学生に最長2年間の在留を認める」制度が始まります。具体的な手続きについては以下をご覧ください。

出入国在留管理局「本邦の大学等を卒業した留学生による起業活動に係る措置について」

関連報道は以下の通り。

6/12東京入管窓口業務中止。

東京入管に爆破予告があったため、明日(12日)は入管の窓口は休みになるそうです。明日、入管に行っても入ることができませんので、注意してください。

【お休(やす)みのお知(し)らせ】東京出入国在留管理局(とうきょうしゅつにゅうこくざいりゅうかんりきょく)は,6月(がつ)12日(にち)(金(きん))は,窓口(まどぐち)をお休(やす)みします。「6月(がつ)12日(にち)に,建物(たてもの)を爆弾(ばくだん)で壊(こわ)したり,働(はたら)いている人(ひと)を傷(きず)つける」と書(か)いたメールが届(とど)いたからです。

【Notice】Tokyo Immigration Services Bureau is closed all day due to the bomb alert on 12th June (Fri).

通知 因为有爆炸予告的通知 所以6月12日 星期五 全天 東京出入國在留管理局关闭。

『入管法判例分析』

弁護士の山脇康嗣先生の『入管法判例分析』日本加除出版(2013)を読了しました。

ずっと、何か調べたいことがある時の参考資料として使っていましたが、少し時間が出来たので、最初から終わりまで読み通してみました。読み通すことで、改めて気付くことも多く、勉強になりました。次は、これもときどき調べものに使っていた、同じく山脇先生の『新版 入管法の実務』新日本法規出版(2017)を読み通してみようと思います。

『教授法理論』参考文献

昨日は、講師を担当している日本語教師養成講座の平日クラス「教授法理論」の最終日ということで、参考文献一覧をお配りしました。⇒「しょうちゃん堂読書日記」2020年6月20日

『日本語教授法ワークショップ』については、DVDも授業で使わせていただきました。

伊東順子『韓国 現地からの報告』

先日、澤田晃宏さんの『ルポ 技能実習生』(ちくま新書)を予約購入した際に、ついでに一緒に購入した伊東順子さんの『韓国 現地からの報告』(ちくま新書)を読了しました。⇒ブログ「しょうちゃん堂読書日記」2020年5月25日

この本によると、韓国の日本語学校では2016年に日本語学習者が急増していたらしい。「日本の大学への進学」を目的とする高校生が多かったということなので、直接大学に行く学生が多くて、日本国内の日本語学校ではあまり韓国の学生が増えたという実感がなかったのかな。

その他、「日韓の認識のズレ」「一般の韓国人の本音」「韓国の人々の日常の暮らし」を知ることができる良書です。「韓国」に興味のある方にお勧め。今度、著者が創刊に関わった雑誌『中くらいの友だち韓くに手帖 』も手に取ってみたい。

ちなみに、著者の伊東順子さんは、『82年生まれ、キム・ジヨン』日本語版の「解説」も書かれています。

事務所開業16周年。

今日は当事務所の開業記念日。おかげさまで16周年を迎えることができました。お世話になった皆様、本当にありがとうございます。今後とも宜しくお願い致します。

5月3日は憲法記念日でもありますので、例年、憲法に関する本を読むことにしているんですが、今年は29日発売予定のこちらの本が面白そうだったので、予約しました。⇒憲法を楽しむ研究会・編『憲法を楽しむ』法律文化社(2020)

届いたら、ゆっくり読んでみたいと思います。