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「言語学」参考文献

日本語教師養成講座「言語学」の最終授業で配布する参考文献一覧をブログにまとめました。⇒『しょうちゃん堂読書日記』(2020年3月30日)

一覧に掲載したもののうち、授業をするうえで一番参考にしていたのは、原沢伊都夫先生の『日本語教師のための入門言語学-演習と解説-』(スリーエーネットワーク)です。「異文化理解・心理」で使わせていただいている『異文化理解入門』(研究社)と併せて大変お世話になっています。

技能実習生に関する対応

法務省から「技能実習生に係る新型コロナウイルス感染症への対応について」が公表されています。(2020年3月10日発表/3月16日更新/3月19日更新)

  • 航空便がないなどの理由で帰国が困難な実習生には30日間の在留許可。「短期滞在」あるいは「特定活動(就労可・30日)」。
  • 在留資格「特定技能1号」への移行を希望する2号技能実習修了者が、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響等により、移行に時間を要するときは「特定活動(就労可・4月)」への在留資格変更許可。
  • その他、詳細はこちら。 ⇒ 「技能実習生に係る新型コロナウイルス感染症への対応について」(pdf)

【報道】

外国人美容師の就労可能に

報道によると、 18日開催の国家戦略特区諮問会議で「日本で美容師免許を取得した外国人留学生が特区で就労できるようにする方針」が決定されたようです。具体的にどのような形になるのか、経過に注目していきたいと思います。

【報道】

外国人理容師の就労拡大については、東京都が東京圏国家戦略特別区域会議で提案していました。⇒日本経済新聞(2020.2.28)

「異文化理解・心理」参考文献

講義を担当している日本語教師養成講座の「異文化理解・心理」で、受講者の方に配布する参考文献の一覧をブログ『しょうちゃん堂読書日記』にまとめました。⇒『しょうちゃん堂読書日記』2020年1月31日

2020年3月15日、以下の四冊をリストに加えました。

日本語教育能力検定試験対策としては下記3点がおすすめです。

受験を考えていらっしゃる方、ご参考まで。

在留資格認定証明書の有効期間を延長(出入国在留管理庁)

出入国在留管理庁から、在留資格認定証明書の有効期間を、当面の間6か月に延長するという発表がありました。⇒pdf

『外国人留学生の採用や入社後の活躍に向けたハンドブック』

経済産業省、厚生労働省、文部科学省共同プロジェクト 「外国人留学生の就職や採用後の活躍に向けたプロジェクトチーム」が『外国人留学生の採用や入社後の活躍に向けたハンドブック』をまとめました。

『外国人留学生の採用や入社後の活躍に向けたハンドブック』(pdf)

外国人労働者調査(地方紙12紙)

地方紙12紙が共同で行った、外国人労働者に関する調査の結果が公表されました。

調査を実施したのは、北海道新聞・岩手日報・東京新聞・新潟日報・信濃毎日新聞・岐阜新聞・中日新聞東海本社・京都新聞・中国新聞・徳島新聞・西日本新聞・琉球新報の12紙で、2019年12月~2020年2月、おおむね来日5年以内の技能実習生や留学生ら32カ国・地域の305人が回答。

「特定技能のビザがほしいですか」という質問に「はい」が132人(43%)、「いいえ」が140人(46%)、「分からない」や無回答などが33人(11%)。

【困っていること】 (1)言葉が通じない (2)物価が高い (3)文化や習慣が違う (4)趣味や遊びの時間・場所がない (5)医療・法律・税金の順。

【生活に必要な手助け】(1)日本語の勉強 (2)日本人と仲良くなる行事 (3)分かりやすい日本語ニュース (4)災害時の多言語情報 (5)日本人の相談相手

技能実習生(124人)と留学生(113人)の比較では。「特定技能への期待」と「日本人の友人数」で大きな差。

【特定技能への期待】特定技能への在留資格変更を「望んでいる」と回答したのは、技能実習生は72%、留学生は32%。

【日本人の友人数】日本人に親しい友人がいるかの問いに技能実習生の46%が「いない」と回答。これに対して、留学生の72%は「いる」と回答。

「日本語教育事情」参考文献

講義を担当している日本語教師養成講座の「日本語教育事情」で、受講者の方に配布する参考文献の一覧をブログ『しょうちゃん堂読書日記』にまとめました。⇒『しょうちゃん堂読書日記』2020年2月16日

昨年「日本語教育の夏フェス」で講師をやらせていただいた際も、 「推薦図書」としてお勧めさせていただきましたが、 浅川晃広さんの『知っておきたい入管法 増える外国人と共生できるか』(平凡社新書) と望月優大さんの『ふたつの日本 「移民国家」の建前と現実』(講談社現代新書) は本当にお勧めです。

あと、『しょうちゃん堂読書日記』の方には載せていませんでしたが、『OPIによる会話能力の評価 ―テスティング、教育、評価に生かす―』(凡人社)『日本語を教えるあなたに贈る応援マガジン 復刊 日本語』 も実際に配布する参考文献一覧には加えました。

全養協公開講座

今日は全養協(全国日本語教師養成協議会)さんの公開講座「日本語教育推進法と“公認日本語教師”~国内外でさらに広がる日本語教育の可能性~」に参加してきました。

会場は高田馬場の東京富士大学。日テレの『ザ!鉄腕!DASH!!』で「新宿ダッシュ」のベース基地が屋上にある大学ですね。今日の講座は二上講堂というところでしたが、ここは机があって、とても便利でした。

東京富士大学
残念ながら「新宿ダッシュ」のベース基地は見られませんでした。
東京富士大学二上講堂
机があってメモ等とりやすいです。

講座の内容は第一部が「公認日本語教師」(仮称)、第二部は日本語教育推進法、第三部が海外日本語教育事情と日本語基礎テスト(JFT-Basic)のお話でした。

「公認日本語教師」(仮称)については「決まっていることはまだあまりないんだな」というのが正直な感想。そういえば、昨年末に行われたパブリックコメントの内容が丁度公開されたところです。⇒ 「日本語教育能力の判定に関する報告(案)」に対する国民からの意見募集の結果の概要(pdf)

会場から、二つの質問をされた方がいらっしゃいました。一つは「現在、日本語教師の資質・能力を証明する資格はない」というが、国家資格ではないとはいえ「日本語教育能力検定試験」が長年行われているのに、新たに資格を作る意図は何か、既存の試験との関係はどう考えているのかという質問。もう一つは、日本語学習者の多様化への対応という課題があるなか、逆に統一の「日本語教師」資格を作るというのは逆行しているのではないかという質問。どちらも、重要な質問だと思ったのだけど、文化庁の担当者の方にはあまり響いていなかったようなのが残念。

第三部の 海外日本語教育事情と日本語基礎テスト(JFT-Basic) については、ちょうど月曜日の「日本語教育事情」で話すところなので、今日学んだ内容を配布資料に反映させたいと思います。